一昔前から水道水は体に悪いと言われはじめ、それからミネラルウォーターやウォーターサーバ―などが流行りましたね。しかし、本当は水道水は体にいいことはご存知ですか。今回は水道水の真実をご紹介します。
目次
日本の水道水は本当は体にいいって知ってました?
日本の水道水は体にいいとは思わない、という人の大半は、その理由や根拠をうまく説明することはできません。「なんとなく都会の水は汚いから」、「残留塩素?が体に悪いと聞いたから」といった科学的根拠に乏しい理由で、水道水は何となく体に悪いと考えている様子です。
しかし、日本の水道水は本当は体にいいことはご存知ですか。
体にいいとは言えない「残留塩素」。実情は?
水道水を飲める国は、高度な技術で水道の水を殺菌しています。その方法は国によって異なりますが、例えばドイツは殺菌に塩素を使用してはいけない法律を設けているので、各自治体によって殺菌方法が異なります。一見すると体にいいと思うかもしれませんが、日本以上に地域によって水質の格差が生じる懸念もあります。一方で日本はWHOが定めた塩素の十数分の1という低い数値にて殺菌しているので、体にいいとは言わずとも、健康に悪いことは決してありません。欧米の多くの国は井戸水を源水としている一方で、日本は山の水を源水としているため軟水が多く、胃腸への負担も少ないのが特徴でもあります。良く言われる「カルキ臭」はありますが、体に悪いわけではありません。
日本の水道水が体にいい科学的根拠
日本の水道水が体にいい科学的根拠は下記のことから説明することができます。
- 50以上の厳しい水質検査をクリアした水のみ水道水として飲める
- 現在の水質はリアルタイムで公開されている
- 毎日水質の基準をクリアしているか確認されている
また、ミネラルウォーターやウォーターサーバ―はよく「マグネシウムがたっぷり」、「ミネラルが豊富」といったPRをしていますが、実はマグネシウムを含むミネラルの含有量は水道水とほとんど変わりません。しかし、日本の水質基準は50以上の項目がある一方、ミネラルウォーターは17の項目しかありません。そのため、体にいいとは別かもしれませんが、単純な水道水のきれいな度合いはミネラルウォーターよりもはるかに上と言うことができます。
より体にいい水道水を飲むおすすめの方法
日本の水道水は少なくとも健康を害することはないことが分かりました。しかし、より体にいい水を求めるのであれば、厳格な水質検査をクリアした水道水を、さらに浄水(ろ過)してみるのはいかがでしょうか。ろ過するとカルキ臭や細菌を限りなくなくすことができるので、体にいい水を生成することができます。ただし、浄水器を選ぶさいは、下記の2点を必ず守ってください。
- 据え置き型の大きめの浄水器
蛇口に取り付ける小型フィルターはほとんど効果がありません。浄水能力(ろ過能力)は浄水器の大きさに単純に比例します。 - 厚生労働省に認定された浄水器を購入
浄水器にもしっかりと規定があり、厚生労働省が指定した量の残留塩素や細菌をなくすことができるものに限ります。
電気分解した還元水はさらに体にいい!
通常の浄水器は水道水をろ過するだけですが、還元水素水のような還元水は浄水器の中で電気分解した水を整水します。値段は少々張りますが、数十年使うことができますし、なにより体にいいので、健康を気遣っている人におすすめです。科学的にはすでに脳内の活性酸素の減少は分かっていて、認知症予防に期待できるので、お年寄りと同居している家庭にはよりおすすめです。
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