水道の蛇口に設置するタイプの浄水器。蛇口直結型と据え置き型がありますが、絶対に気を付けたいポイントというものがあります。今回は水道の蛇口に浄水器をつけたい方に向けて、専門家からのアドバイスをご紹介します。
目次
水道の蛇口に浄水器を設置。異なる2タイプの特徴
水道の蛇口に浄水器を設置しようとすると、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは蛇口に直結して浄水器と接続するタイプ。これは小型の浄水器となります。
もう1つは蛇口傍に据え置き型の大型浄水器を設置して、新しい蛇口を傍に取り付けます。つまり、水道水が流れる今まで使っていた蛇口と、水道管から浄水器を通る蛇口の2つをキッチンに付けることになります。そのため、浄水器のタイプによっては、蛇口をつけるための簡単な設置工事が必要な場合もあります。
水道の蛇口直結型浄水器の絶対に気を付けたいポイント
水道の蛇口に直結する浄水器は、小型の浄水フィルターとなりますので、できれば毎月フィルターの交換が求められます。なぜなら、ろ過能力がいつから低くなるかが分からないためです。毎日水質を測るのであればいいのですが、それは現実的ではありません。また、ろ過能力はまだ大丈夫でも、フィルター内部は日に日に汚れていきますし、その汚れのスピードは設置型とは比べ物にならないくらい早いです。
また、絶対に覚えておきたいことが1つ。それは「どんなに高級な浄水器を購入しても、据え置き型には遥かに及ばない」ということです。水道の蛇口に付ける小型浄水フィルターと据え置き型のろ過能力は1対9ほどです。淡水魚を飼育している人なら分かるかと思いますが、水のろ過フィルターのろ過能力は、単純に大きさで決まるところが大きいです。フィルターが大きければ、それだけたくさんのろ材が入りますので、蛇口に到達するころにはあらゆる不純物を除去した水を飲むことができます。
さらに、自分の家庭の蛇口にフィルターが合うかどうかも確認しておきましょう。最近はいろいろなタイプの蛇口があるので、場合によってはフィルターが合わないこともあります。
据え置き型浄水器の絶対に気を付けたいポイント
一方で据え置き型浄水器は20~50万、高いものだと50~100万円するものもあります。また、5~10年以上が耐用年数で、この期間であれば大抵補償がききます。実際その後もフィルターやパーツを交換し続けることによって、20年ほど使うことができます。そのため、初期投資は大きいのですが、長い間使うことができるため、コスパが悪いわけではありません。
ただし、補償を受けられるのはあくまでも購入先となるので、購入先が倒産してしまうと、補償を受けられない可能性があります。そのため、据え置き型浄水器の最初の購入先となる業者は慎重に選んでください。また、据え置き型浄水器の場合は値段が高いので失敗は許されません。昨今は弊社が販売している還元水素水をはじめ、さまざまな健康水の浄水器があります。浄水器を買う目的とどんな効果を求めているのかをよく吟味するようにしましょう。
水道の蛇口に設置する浄水器。健康水として飲むなら据え置きを
水道の蛇口に設置するタイプは蛇口直結型と据え置き型がありますが、今回ご紹介したように、蛇口に直接つけるタイプの場合は、ろ過能力に大きな問題があります。毎日の健康のために浄水器の設置を考えているのであれば、間違いなく据え置き型の浄水器がおすすめとなります。