妊婦はウォーターサーバーを使うべき？妊娠中の水事情を紹介

胎児のために、と普段の水をウォーターサーバーに切り替える妊婦も増えてきました。羊水や赤ちゃんに栄養を送る血液などを構成する成分として水が挙げられるため、飲む水も気にするに越したことはありません。そこで、今回は妊婦が飲むウォーターサーバーの水事情をご紹介。本記事ではメリットとデメリットについてご紹介していきます。

1 ウォーターサーバーの水を妊婦が飲むメリットとは？
2 ウォーターサーバーの水を妊婦が飲むデメリットとは？
3 妊婦はウォーターサーバーを導入する前にメリットとデメリットを把握しておこう

ウォーターサーバーの水を妊婦が飲むメリットとは？

水道水の水は塩素で浄化した水であるため、その点を気にされる方も多いのではないでしょうか？一方、ウォーターサーバーの水は、当然ではありますが身体に良いとされるミネラルを含んでいたり、硬度を指定したりと選択肢が広がります。水質的にも申し分ないでしょう。このように飲み水に気を使うことは、赤ちゃんのアトピーやアレルギーのリスク発症を軽減する効果もあるという考え方もあります。また、冷水と温水を瞬時に出せることもとても便利で、白湯を飲みたい方や、出産後の赤ちゃんのミルク作りにも最適です。

ウォーターサーバー各社では「ママ応援プラン」といった妊婦や新生児向けのプランを設けており、おいしく安全な水をお得に利用することができるのも魅力の一つなのではないでしょうか。

ウォーターサーバーの水を妊婦が飲むデメリットとは？

ウォーターサーバーはメリットばかりではなく、デメリットもあります。ウォーターサーバーを導入するにも月額費用がかかり、故障すればメンテナンスも必要です。また、ボトル交換も必要となってきますので、重い物を持つのを控えなければならない妊婦は、誰かに交換してもらう必要があります。また、ウォーターサーバーの水は、開封してからおよそ二週間ほどが賞味期限と言われており、それ以上経過してしまうと、徐々に雑菌が増え始めます。自動洗浄機能付きのものでない場合は、蛇口付近をこまめに掃除する必要がありますが、怠ってしまった場合にも雑菌が繁殖する原因となってしまいます。妊婦の内は少しでも家事の負担を減らしたいところなので、ちょっと大変かもしれませんね。

さらには、下剤の成分であるマグネシウムなどを多く含む硬水を飲むと下痢や体調不良の原因となってしまう恐れも……。また、つい飲みすぎてしまうと、マグネシウムのとりすぎとなり、腎臓病を患ったり、水中毒になったりすることもあります。ウォーターサーバーを導入するにしても、以上ようなデメリットがあることも念頭に入れておくようにして、またウォーターサーバーで使われている水を詳しく知り、妊婦も安心して飲める水の種類を探すのが必須となります。

妊婦はウォーターサーバーを導入する前にメリットとデメリットを把握しておこう

体内の赤ちゃんのためにも、妊婦の飲む水はより良い水質であることに越したことはありません。ウォーターサーバーの水は水質を選択できるだけでなく、温水なども瞬時に出せますから幅広い用途が見込めます。しかし、清掃を怠ると雑菌が繁殖したり、飲む水の種類によっては体調不良を招きかねませんから、導入する際にはよく検討する必要があるでしょう。