昨今はウォーターサーバーも続々と種類が増えましたが、科学的に生成される水素水サーバーも出回るようになりました。そこで、今回は水素水サーバーの業者の選び方や、水素水サーバーを契約する注意点、及び浄水器の違いと比較して紹介します。
目次
水素水サーバーの種類
ウォーターサーバ―と言えばミネラルウォーターや天然水、RO水などが主流となっていますが、ここ数年で大分普及をはじめたのが「水素水サーバー」です。水素水サーバ―は各社出していますが、水素水自体の種類はほとんどありません。水素水の濃度を決めるppmと呼ばれる数値がありますが、1ppm以上であれば問題ございません。
また、ご存知のとおり、ウォーターサーバーの場合はリビング据え置き型となり、見た目はミネラルウォーターなどの通常のサーバーと変わりません。
水素水サーバーの構造
つまり、水素水サーバーは、サーバーの内部に通常の水を水素水に変える科学的装置が取り付けられているので、業者が毎月持ってくる水は通常のミネラルウォーターやRO水となります。
例えば天然水のウォーターサーバ―を契約すると、業者が毎月契約数の天然水のボトルを持ってきてくれて、それをサーバーに設置して使う形となります。一方、水素水サーバ―の場合は、業者が持ってきてくれる水は通常のミネラルウォーターやRO水となります(メーカーによって異なる)。これは水素水はボトルに詰めても、時間経過とともに徐々に失われてしまうからです。
水素水サーバーと浄水器の違いと比較
水素水サーバーは水ではなくサーバー本体に水素水を生成できる装置が取り付けられていることを説明しましたが、「じゃあキッチンに置く浄水器と変わらなくない?」という素朴な疑問が出てきますね。
実はその通りなのです。浄水器はキッチンスペースに設置して、水道水の蛇口と接続して水素水を生成します。一方で水素水サーバーは生成する水が水道水ではなくミネラルウォーターやRO水という違いだけとなります。ただし、昨今は水素水サーバーと謳っているものの、水道水から給水するタイプも出回っています。
水素水サーバーを契約する前の注意点
水素水サーバーを契約する前に幾つか知っておいてほしい注意事項があります。まず、上述したように、水素水サーバーはサーバーの中に水素水生成装置があるので、基本的に浄水器と変わりません。つまり、水素水サーバーを契約すると、毎月の契約数のボトル代とサーバーのレンタル料金分浄水器よりも固定費がかかるということです。
また、どこの水素水サーバーも年間手数料を2~5万円ほど取っているのと、月額でサーバーの設置手数料、メンテナンス代なども徴収している様子が見受けられます。また、契約を辞める場合は違約金などが発生する可能性もありますし、故障した場合は修理代も10万円ほど支払うことになります。
水素水サーバーでかかる料金まとめ
水素水サーバーでは下記のような料金が毎月、もしくは年間でかかってきます。
- 月額基本料金(水ボトル約5缶付属)4000~8000円
- 水ボトル追加:1缶2000~3000円
- 月額メンテナンス費用:800~1500円
- カードリッジの交換費用:1000~5000円(数か月に1回)
- 初回のみ:設置費用
- 初回のみ:工事費(必要な場合のみ)
- 年間手数料:5万~8万円
- 違約金(場合によって発生)
- 修理費(場合によって発生)
水素水サーバーには上記のような料金がかかってくるため、例えば40~50万円の浄水器を購入した場合も3~5年程度で元を取ることができる計算になります。なによりも水素水サーバーは業者からの一時的な借り物に過ぎませんので、子供が誤ってサーバーを倒してしまったり、不慮の事故で故障してしまった場合の修理費用は数万円とかなり高い金額を請求されます。
水素水サーバーと水素水浄水器。どちらがおすすめ
水素水を飲むにあたって、サーバーと浄水器の違いは、見た目と源水が水道水かミネラルウォーターやRO水かの違いのみとなります。ミネラルウォーターはアルカリ性がちょっと強いので、水素水と相性がいいかは疑問です。
水素水サーバーを扱うメーカー各社の料金表を確認しても、いずれも固定費が高くつくようです。水素水は飲み水だけではなく、手洗いや野菜を洗う水、煮物の水などにも使いたいところなので、1ヵ月にボトルの制限がある水素水サーバーよりも、水道水を利用して無限に使える浄水器の方が長期的に使う分にはおすすめということができます。
水素水サーバーの水と水道水は、実は水道水の方が品質が断然高い
安心・安全・栄養の3つの要素を考慮すると、水素水サーバーで使われるミネラルウォーターや天然水は水道水と比べて水質基準は低いことはご存知ですか。日本では水道水は50以上の水質基準をクリアしなければなりませんが、ミネラルウォーターや天然水は17ほどしかありません。また海外のミネラルウォーターや天然水は、海外現地の水準をクリアしていれば日本に輸入することができます。
ミネラルウォーターや天然水は「綺麗な水」、「水道水よりも安心」と考えるのは、実は単なるイメージであることが分かります。また、栄養に関しても、ミネラルウォーターや天然水はマグネシウムを含むミネラルやビタミンが水道水よりも多く含まれていると誤解されがちですね。しかし、実はこれらの成分量は水道水とほぼ変わりありません。水道水よりもミネラルが大分多いと言えるのは、欧州で飲まれる硬水となります。しかし、硬水は井戸水由来が多く、ご存知の通り日本人の胃腸に合わないことが多いです。
水素水サーバーを購入するときは、メリットデメリットをしっかりと考えよう
水素水サーバーを購入するときは、本当にサーバーが必要なのか。浄水器よりも見た目以外にサーバーが優れているポイントはあるのかどうか、ということをまずは考えることをおすすめします。また、業者を選ぶ際は、きちんとすべての料金体系を説明してくれるところを探してくださいね。
【全額返金キャンペーン】
プロトン水「イリス」の詳細情報と問い合わせはこちら
商品名:e⁻ris(イリス)
種別:医療機器(医療機器 認証番号 219AGBZX00006A09/改正薬事法対応