こんにちは!株式会社アリッジの高井です。
赤ちゃんのミルクを作るときのお水は市販のペットボトルでもいいの?粉ミルク用の、おすすめのお水は?
サーバー?浄水器?水道水?
などなど、赤ちゃんを持つママさんは、考えることがたくさんあると思います。
また、ご家族でお出かけするときは出先でミルクを作る場面もあるでしょう。
そんな時、市販のお水を使ってミルクを作っていいのか迷いますよね?
市販で販売されているペットボトルのミネラルウォーターでも 正しく選べば、
そのまま湯冷ましとしても使えます。
粉ミルクは赤ちゃんの為に栄養満点に作られていますが、調乳するお水によって大切なミルクの栄養が損なわれてしまうことがあります。
今回は【産婦人科医 華野有里子さん】がおすすめする赤ちゃんの粉ミルク用に最適な、市販で売っているペットボトルや、選び方などをまとめてみました。
大切な赤ちゃんに飲ませるお水として、今回ご紹介するおすすめのお水や、選び方を参考にベストな調乳用ペットボトルを探してみてください。
目次
産婦人科医おすすめの調乳水用ペットボトル
市販で購入できるお水で、赤ちゃんでも安心して飲めるペットボトルを、産婦人科医に聞いた情報をもとにご紹介致します。
おすすめ①【和光堂】ベビーのじかん 赤ちゃんの純水
☆オススメ度☆
詳細情報
種別 : 純水
採水地 : 長野県
殺菌方法: ろ過殺菌・加熱殺菌
硬度 : 0mg/L
加熱殺菌済みの赤ちゃんにやさしいお水です。
粉ミルクの栄養バランスをくずさない、調乳に適したお水です。
*調乳する際は、粉ミルクに記載の調乳方法に従いご使用ください。
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おすすめ②【ピジョン】ベビー ピュアウォーター
☆オススメ度☆
詳細情報
種別 :純水
採水地 :井戸水
殺菌方法:ろ過殺菌・加熱殺菌
硬度 :0mg/L
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おすすめ③【森永】 やさしい赤ちゃんの水
☆オススメ度☆
詳細情報
種別 :純水
採水地 :長野県
殺菌方法:ろ過殺菌・加熱殺菌
硬度 :0mg/L
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おすすめ④【サントリー】 奥大山の天然水
- ☆オススメ度☆
-
詳細情報
種別:ナチュラルミネラルウォーター
採水地:鳥取県
殺菌方法:加熱殺菌
硬度:20mg/L
赤ちゃんに優しい軟水として公益社団法人母子保健推進会議が推奨しているのも頷けます。
同シリーズに「サントリー南アルプスの天然水」がありますが、そちらも軟水で加熱処理を行なっているため、そのまま調乳用水として利用可能です。
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おすすめ⑤【コカ・コーラ】 い・ろ・は・す
- ☆オススメ度☆
-
詳細情報
種別:ナチュラルミネラルウォーター
採水地:-
殺菌方法:加熱殺菌
硬度:27~40mg/L
採水地によって硬度は27〜40mgと違いがありますが、どれもミルクメーカーが決めた硬度より低いので調乳用水として利用可能です。
検査装置に目視チェックもプラスしており、品質保証管理体制も徹底しているので、赤ちゃんにも安心して飲ませられるお水です。
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【番外編】浄水器やサーバーのお水もミルク作りに最適
一口にお水と言っても様々な種類があり、ペットボトルの他にも浄水器やサーバーなどがあります。
ペットボトルは手軽で安心な物ですが、買い置きで置く場所がかさばったり、開封後の保存の問題などメリットはありますが、逆にデメリットもあります。
同じように浄水器やサーバーにもメリットやデメリットがあります。
ミルクや離乳食、水分補給などに使うお水は、常に安全な物を使いたいと考えるママはとても多いです。
今、広く普及しているご家庭で簡単に使える浄水器やサーバーはどうなの?
安全性や便利性なども気になるところですね!
浄水器とサーバーのメリット・デメリットをご紹介いたしますので、参考にしていただければと思います。
浄水器のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
水道の蛇口に手軽に取り付けられて、すぐに安全で良いお水が飲める | 初期費用がかかる |
水道水中の残留塩素(カルキ)など、不純物が簡単に取り除ける | 定期的にメンテナンスが必要な場合がある |
毎月のように度々お水の購入や手間など、低コストで使える | カートリッジの交換が定期的に必要 |
浄水器も高性能のものを使えばカルキやトリハロメタンを取り除けます。
蛇口に取り付けられるタイプの物は手軽ですが、据え置きタイプやアンダーシンクタイプに比べて除去性能はかなり落ちます。
ですが、高性能タイプは初期費用が数万円程度〜数十万円の物まで幅広くあります。
よく見極める事が重要です。
サーバーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
サーバー設置後すぐに使える | 浄水器に比べるとコストが高い |
お水のボトルは宅配で届くので手間が省ける | サーバー本体が場所を取る |
スイッチ1つで冷、温水が出せる | 機器の誤動作で赤ちゃんの事故の危険性があると指摘されている |
ウォーターサーバーは浄水器やペットボトルのお水に比べてコストは高いです。
ですが、サーバーのお水にはトリハロメタンやカルキなどが含まれていない天然水か、超微細フィルターでお水以外の成分を、取り切ったRO水のどちらかなので安心してお使いいただけます。
常に70℃以上のお湯がすぐ使える状態なので、お湯とお水を混ぜれば赤ちゃんのミルクが作りやすいです。
結論:赤ちゃんの体に負担の少ないお水を使いましょう
赤ちゃんにとって良いお水とは、赤ちゃんの体に負担が少ないお水です。
基本的に純水(ミネラル成分がほとんど入っていないお水)、もしくは硬度の低い軟水のお水が良いと言われております。
なぜならば硬度の高いお水(硬水)はミネラル成分が豊富に含まれているため、まだ胃や腸などの内臓発達が未熟な赤ちゃんは、頻繁に下痢を起こしてしまうからです。
※上記でご紹介しましたペットボトルのお水は純水、もしくは純水に近い軟水です。
ミネラルウォーターに多く含まれるマグネシウムは、下痢の成分として作用する為便秘がちの大人にはオススメなのですが、赤ちゃんには負担が大きいので、硬水のお水を赤ちゃんに使用するのは避けるようにしましょう!
また、粉ミルクにはすでにミネラルが含まれており、硬度の高いお水(ミネラル成分が豊富)で作ってしまうと、大量にミネラルが体内に取り込まれしまい、大変危険ですので注意して下さい。
赤ちゃんの体は、約80~90%が水分で構成されていると言われております。
成人で60%〜70%と言われておりますので、
赤ちゃんは成人に比べ飲むお水の影響を受けやすいのです。なので、お水選びは重要です。
赤ちゃんはミルクや母乳から水分を摂取しますので、ママが普段使っているお水やミルクを作るときのお水は、赤ちゃんにとって特に影響がありますので、お水選びをしっかりと学んでください。
もしご興味のある方は下記に華野有里子さんが、直筆した記事を載せておきましたのでぜひご覧下さい。
医師免許(産婦人科・歯科)保有・医師経験12年のメディカルケアマイスター華野有里子
【産婦人科医執筆】妊婦生活と水の重要性について解説します!
最後に
赤ちゃんは免疫もなく、非常に敏感な体です。
また自分自身で飲み物や、食べ物を選べるわけではないので、その全てをママに委ねなくてはなりません。
赤ちゃんの健康を守るのはママのお仕事と言っても、言い過ぎてはないと思います。
ぜひ良いお水を使い、質の高いミルクを飲ませて、健康に育ててください。
最後までお読みいただきありがとうございました。