こんにちは
株式会社アリッジの飯塚です。

最近、あなたの周りで「関節が腫れて痛みが出た」という方はいらっしゃいませんか?

いろいろな病気が考えられますがそれは痛風ではないでしょうか!

ひと昔前まで、痛風は「年配の男性」が発症する病気と思われていました。しかし近年では20代・30代で発症する方も多く、また女性でも発症する方が増えています。

実は私も30代で発症した一人でした。

痛風を発症させる原因の一つ「尿酸値」がMAX11.6mg/dLまでありましたが、今は6.4mg/dLまで下がりました。(7.0mg/dL以下が目安になっています)

この記事では、発症の理由・発作時の対応・体質改善など、経験から得られたことを含め、ご紹介いたします。

 

発作が起きてしまった時の対処法

まず初めに痛みが出てしまった!

どうにも痛みが治まらないなど痛風の発作が起きてしまった際の対処法をご紹介いたします。

 患部を心臓より高くして冷やしましょう

温めたり、揉んだりすると逆効果ですし、無理に歩き回るのも禁物です。

私の場合、発作を抑えるために炎症を抑えるオキミナス錠60mgと、胃の粘膜を保護するセルベックスカプセル50mgを使用していました。


 

尿酸値を下げる薬は、発作がおさまってから

痛風は尿酸値が高いために起こる病気ですが、急に下がっても起きやすいのです。

そのため発作中は尿酸値をなるべく変動させず、発作が治まってから尿酸値を下げる治療を始めます。

 

発作が治まってからの対処法

痛風の発作が治まると、まるで病気が治ったかのように見えますが、根本にある高尿酸血症は何も解決しておりません。

そのまま放っておくと、痛風だけではなく様々な病気を引き起こす原因になってしまいます。

生活習慣を見直し、尿酸値を下げることが必要になります。

 

痛風の起こるしくみ

ではなぜ痛風の発作が出てしまうのでしょうか?

原因がわかっていたら普段から注意していたり、痛みが出る前に何か改善できたのではないでしょうか。

自分と向き合う前に発作が起きてしまう仕組みを知って、少しでも対処できた方がいいですよね。

痛風とは尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態が長く続くと、血液に溶けきらなかった尿酸が結晶化して、関節に沈着します。

ストレスや激しい運動、尿酸値の急激な変動など何らかのきっかけで、沈着していた尿酸の結晶が関節の中ではがれ落ちると、白血球がそれを排除しようと格闘します。

その結果、関節の炎症(痛風発作)が起きます。

 

痛風ってどんな病気?

 

痛風発作は痛風関節炎ともいわれ、尿酸の結晶が関節に沈着することで起こります。

発作はある日突然起こり、腫れと激痛を伴うのが特徴です。

場所は足の親指の付け根が最も多く、痛むのは普通一度に1ヵ所だけです。

発作は1~2週間程度で治まりますが、根本にある高尿酸血症を放っておくと発作を繰り返します。

 

高尿酸血症って?

血液中の尿酸の濃度のことを尿酸値といいますが、尿酸値が7.0mg/dLを超えたら「高尿酸血症」と呼びます。

今は何の自覚症状もなくても、高尿酸血症は様々な合併症の黄色信号です。

 

どんな症状?

)腎障害(痛風腎)

尿酸の結晶が腎臓に沈着して腎臓の働きが低下する。

腎障害が進むと腎不全を起こし、透析が必要になることがあります。

) 痛風結節

尿酸の結晶が皮下組織(皮膚の下)に沈着してかたまりができる。

ひじや手の甲、耳などの体温が低いところにできやすい。

 

) 痛風発作(関節炎)

尿酸の結晶が関節内に沈着して起こる関節炎で、あるとき急に腫れや激痛を伴って起こるのが特徴です。

 

4) 尿路結石


尿が酸性になって、尿の中の尿酸がとけにくくなり結石ができる。

尿酸ってなに?

尿酸という名前から「尿」の「酸」のことだと勘違いされやすいのですが、尿酸はひとつの物質の名前です。

尿酸のもととして食品に含まれる「プリン体」が有名ですが、実は食品のプリン体からつくられる尿酸は全体の20%に過ぎず、残りの80%は体内でつくられるエネルギーの燃えかすと、遺伝子分解によって生じる老廃物です。

できた尿酸は、尿の中に排泄され体内の尿酸量を常に一定に保たれています。

しかし体内で尿酸がつくられ過ぎたり、不要となった尿酸がうまく体の外に排泄されなくなることで、血液中の尿酸の濃度が高まってしまいます。

 

尿酸値を下げるために

薬による改善

薬には2種類の特徴があり、一つは尿酸が体の中で作られるのを抑える薬。

もう一つは尿酸を体の外へ出しやすくする薬です。

自分の体質に合わせ、医師の処方により対応が必要。

私の場合、体の中で尿酸が作られるのを抑えるフェブリク錠20mgと、酸性に傾いた尿のpHを正常に戻し、体の外へ出やすくするウラリット配合錠を処方されました。(今は飲んでいません)

 


       

 

生活習慣による改善

尿酸値が高いと言われると、プリン体の制限にばかり目が向きがちですが、大切なのは尿酸値を上げない生活習慣を見直すことです。

次の5つのポイントから尿酸値を下げる生活のコツをつかみましょう。

1) 食事の量を抑え、体重を落とす

肥満を解消すると、多くの人が尿酸値を下げることが出来ます。

いろいろな物を少しずつ食べて、食事全体の量(カロリー)を抑えましょう。

 

2) アルコールを減らしましょう

ビールにプリン体が多いというのは有名な話ですが、ビールに限らずアルコールそのものが尿酸値を上げる原因になります。

プリン体の量はお酒の種類によって違いますが、たくさん飲んだら一緒です。

尿酸値の高い人は、なるべくお酒を控えましょう。

 

3) 適度な有酸素運動をしましょう

肥満の解消のためにも、運動をすることを重要です。

しかし激しい運動は、逆にエネルギーの燃えかすである尿酸が増え、尿酸値を上げる原因になるので要注意です。

ウォーキングのような軽い有酸素運動を継続しておこなうのが効果的です。

毎日の生活習慣に取り入れる工夫をしましょう。

 

4) ストレスを上手に発散しましょう

痛風になる人は、せっかちで行動的な人が多いといわれています。

食事をすると早食い・大食いで、仕事はバリバリこなし、プライベートもじっとしていない方が多いです。

こういうタイプの方はストレスにさらされやすく、ストレスは尿酸値をあげるといわれています。

十分な睡眠・適度な運動など、体に優しい自分なりのストレス解消法を見つけてください。

 

5) 水分を十分に摂りましょう

尿酸は尿から排泄されるため、尿の量が増えれば体内の尿酸が体の外へ出やすくなります。

12Lを目安に積極的に水分を摂りましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

痛風は、我慢出来ない程の激痛です。

普段の生活習慣が発症させない重要なポイントだと分かり、私も過度な運動・水分不足から発症したことが分かりました。

皆さんも、痛みのない生活を送れるよう生活習慣の見直しをしてみましょう!

 

投稿者: 冷え取り健康マイスター

飯塚憲洋 『人と地球を笑顔に』株式会社アリッジ   統括マネージャー プロトントータルアドバイザー 小学5年生からバスケットボールを始め30年以上が経ち、中学2年生・3年生・高校3年生と3度、県の代表選手に選ばれたスポーツ経験と、13年間おこなっていた冷え取り健康法の提案経験を生かし、現在ではプロトンエネルギーを活用した健康法・体質改善法をご提案させて頂いております。 私は以前、アレルギー・痛風・不整脈と連続して発症させてしまいましたが、今では改善されております。 私の改善経験も生かした情報を、お伝えしていきます。

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