日ごろ赤ちゃんに飲ませる水はどんなものを使っていますか？また、粉ミルクに混ぜる水は水道水ではありませんか？日本は水大国と呼ばれるように、世界でも稀に見る水道水を飲むことができる国です。しかし、昨今は水道水の残留塩素や不衛生な水道管を通ることによって酸性が強くなることが懸念されています。生まれたての赤ちゃんや乳飲み子といった乳幼児を育てている家庭では、赤ちゃんに飲ませる水にも気を遣わなければなりません。

そこで、今回は水道水やミネラルウォーターを比較した上で、赤ちゃんに飲ませたいおすすめの水を御紹介します。

生まれたての赤ちゃんに白湯は必要ありませんので、基本は粉ミルクに使う水を考えればいいのですが、離乳食を食べ始めるころから、徐々に水を飲む量が増えてくることでしょう。しかし、2歳や3歳になったところで、赤ちゃんの胃腸はまだ弱く、酸性が含まれている水道水やミネラルが多い硬水をたくさん飲んでしまうと、胃に負担がかかってしまいます。

水道水とミネラルウォーターの比較

水道水を使う方は、「安価だから」と言う理由が圧倒的でしょう。最近は飲み水でもミネラルウォーターを常用する家庭も増えてきましたが、全体から見るとまだ一部の様子です。水道水の硬度は地域によって異なりますが、基本は軟水となり、赤ちゃんにも適しています。

ミネラルウォーターは両タイプあるので、必ず軟水を選ぶようにしましょう。また、ミネラルウォーターは天然水だけではなく、不純物を取り除いたのちに栄養やビタミンを添加しているのも普通ですので、赤ちゃんに不要な添加物が場合によってはマイナスの効果として出てくることもあります。

水道水は10分の沸騰で殺菌処理が可能

水道水で懸念される物質は「カルキ」と「トリハロメタン」。カルキはいわゆる塩素で、微生物や細菌を殺菌する効果があります。人体に害がない程度に抑えていますが、敏感肌や繊細な胃腸を持つ人の中では幾つかの影響が発生することもあるようです。一方でトリハロメタンは発がん性物質が含まれていることが懸念されますが、人体に対してどの程度の負荷や効果があるのかはいまだ分かっていません。このカルキとトリハロメタンの含まれている水道水は10分の加熱で除去することができます。

水道水もいいけれど、浄水器や水素水生成器を使ってさらに水質をアップ

赤ちゃんの粉ミルクや飲み水に使う水は、ミネラルウォーターである必要はありません。日本の水道水はそれほど水質よくできています。しかし、上記のように加熱処理しなければならなく、また水道管の中で酸化が進み、酸性よりの水になることが懸念されます。そこでおすすめしたいのが、浄水器や水素水生成器を水道水に繋いで水質をワンランクもツーランクもアップさせる方法です。

特に水素水生成器の中では、還元水と呼ばれる医学的に健康効果が証明されたプロトン水が昨今の人気。プロトン水は通常の水素水よりも極小の水素イオンが大量に含まれていて、なおかつ酸性に寄った体内を本来の弱アルカリ性に戻す効果があります。胃腸や身体が弱い赤ちゃんにはぴったりの水と言えます。